こんにちは!ぽんなびです。
もう何度か原酒は飲みましたか?これから初めてですか?
イメージ通りに、まさになるべく手を加えないように届けられるお酒ですからね。
アルコール度数などにも影響が出る製法なので、ぜひ特徴を知っておきましょう!
おすすめの飲み方・保存方法なども含め、今回は以下の内容で「日本酒の原酒」をわかりやすく紹介しますね。
無濾過とは別の意味だよ。
生酒とも違う!
日本酒の原酒とは?度数はどれくらい?
はじめに、意味をハッキリさせておきましょう。
原酒とは日本酒の製法の1つです。
ずばり水を加えていないという意味ですよ!
もちろん原材料として水は使いますが、後から調整用としての加水はしないという意味です。
温泉で言うところの「源泉100%かけ流し」みたいなイメージですね。
水を加えないのでお酒本来の味わいを楽しめるというのが原酒の大きな特徴ですよ。
原酒ではない日本酒と比べると、加水しないのでアルコール度は高めになります。
数字で言うと、一般的な日本酒のアルコール度数はだいたい15度くらいです。
それに対して原酒だと17度〜18度、中には20度くらいのものもあるんですよ。
ちなみに焼酎は36度以上でないと原酒を名乗れませんが、日本酒はそういう規定はありません。
加水していなければ原酒と表示できます。
英語だとundiluted sake。
水割りした方がいいの?原酒の日本酒のおすすめの飲み方
意味がわかったところで、おすすめの飲み方を見てみましょう。
アルコール度数が高めの原酒と聞くと「え、水で割らないとキツい?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
基本的には原酒の日本酒も水割りせずにそのまま飲むのがおすすめです。
もちろんアルコール感が強すぎると感じるなら水割りやロックもぜんぜんありですよ。
江戸時代は日本酒は水割りで飲むのが主流だったようなので、まったく邪道ではありません。
でもストレートで飲んだ方がそのお酒が持つ旨味成分・フレッシュさを十分に堪能できるのでおすすめです。
キリッと冷やすのが飲みやすいので、まずは冷酒で楽しんでみてください。
強めのアルコール感を楽しみたいならばお燗するといいですよ。
他には梅酒にするのも隠れた人気スタイルです。
なんと最近は梅酒を仕込む用におすすめとして販売されている日本酒の原酒もあるくらいですので!
カクテルにも合いやすいよ。
原酒の日本酒の賞味期限について
おすすめの飲み方がわかったところで、賞味期限について触れておきますね。
原酒の日本酒の賞味期限は・・・ありません。
なぜならそもそも日本酒に賞味期限はないからです!
ラベルに表示されているのは賞味期限ではなくて製造年月なんですよ。
法律上の義務がないという意味でもありますし、物質的な性質として期限がないという意味でもあります。
日本酒は十分にアルコール度数が高いので、たとえ開栓後に放置しても基本的にはカビる・腐ることはないんですよ。
ただし未開栓でも紫外線・温度変化・化学反応などにより品質の劣化は起こりやすいです。
「おいしく飲める期限」という意味では、原酒ではない日本酒と同じく期限ありと考えましょう。
一般的な目安は火入れしてあるお酒なら製造から1年くらい、生酒なら半年くらいとなっていますよ。
もちろん消費期限も書いてないよ。
日本酒の原酒のおすすめの保存方法は?
賞味期限についてもわかったところで、あとは保存方法も見ておきましょう。
原酒は加水してある日本酒よりはアルコール度が高いので、原酒の方が少し保存性は高いです。
でも焼酎やウイスキーほど高くはないので「基本的には冷蔵保存」と考えるのがおすすめですよ。
常温よりは冷蔵保存の方が原酒の「そのお酒の本来の姿」をキープしやすくなります。
スペースの関係で難しいかもしれませんが、温度は冷蔵室よりはチルド室の方が適切です。
可能であれば箱や新聞紙で光を遮断して縦置きで入れられるとさらに良いですよ。
もちろん保管に自信のある人は長期保存して熟成させる手もありです。
開封したらすぐ飲み切ってね。
まとめ
さいごに、今回の「日本酒の原酒とは?」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 搾った後に加水していない日本酒
- そのお酒の本来の姿と言える
- アルコール度数は高め
最近だと無濾過・火入れなしの属性も持つ「無濾過生原酒」が人気ですね。
いずれも日本酒のありのままの姿を追求した製法ですよ!
濃ゆそうでいいよね。
カ〇ピスの原液的な?