こんにちは!ぽんなびです。
未開封でも牛乳やジュースは確実に飲めなくなりますが・・・日本酒はどうなんでしょうか?
基本的に腐って飲めなくなることはないですが不味くなる可能性はあるので、理由をよ〜く知っておきましょう!
封を開ける前後の比較もしつつ、今回は「未開封の日本酒の賞味期限」について具体的に紹介しますね。
どう保存していたかが重要だよ。
特に生酒は繊細!
未開封の日本酒でも賞味期限はあるの?
はじめに、あるか・ないかをハッキリさせましょう。
まだ栓を開けていない日本酒に賞味期限があるのか・ないのかと言うと・・・答えは「No」。
未開封の日本酒に賞味期限はないです。
むしろ正確に言えば日本酒には賞味期限がないんです!
法律上その義務はないので表示されることはありません。
瓶や紙パックに書いてある日付は賞味期限・消費期限ではなくて製造年月日なんですよ。
だから賞味期限切れの日本酒というのは存在しませんよ。
ルール上は「日本酒に賞味期限はない」と覚えておいてください。
でも、気になるのは未開封ならずっと飲めるのかという点ですよね?
それについては次の章で詳しく紹介していきますね。
賞味期限=おいしく飲める期限。
開封後と未開封で日本酒の賞味期限の違いは?
法律上の扱いがわかったところで、実際の日持ち・おいしさ的なところを見てみましょう。
表示義務はありませんが、開封しなければ日本酒は半永久的に飲めるのでしょうか?
それについては以下のように考えてください。
- 未開封→基本的に腐って飲めなくなることはないが、味が落ちる可能性はある
- 開封済み→お酒自体が腐ることはまずないが、確実に酸化は進む
まず、未開封なら基本的に腐ることはありません。
たとえ加熱殺菌していない生酒でも、腐敗菌は15度くらいのアルコール環境下では繁殖できませんので。
ただし生酒だとアルコールに耐性のある火落ち菌が生存している可能性があるので、それによる味の低下は未開封でも十分に起こり得ます。
さらに、加熱殺菌したお酒でも直射日光や高温多湿など保存環境が良くないとタンパク質などの成分が悪い方向に変質する可能性があるんですよ。
では開封済みだとどうでしょうか?
栓を開けた後でも、そのアルコール濃度のおかげでお酒自体が腐ることは基本的にありません。
ただし空気に触れるので確実に酸化は進むから味は低下します。
さらに、もし瓶に口を付けるなどして異物が付着・混入すればそれがカビる・腐る可能性はもちろんありますよ。
そういった意味では開封前でも開封後でも「日本酒も賞味期限あり」ですよ!
おいしくなくなったお酒はイヤ!
まとめ
さいごに、今回の「未開封の日本酒の賞味期限」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 法律上の賞味期限の表示はない
- 未開封なら腐って飲めなくなることもないはず
- ただし未開封でも味が落ちる可能性あり!
もちろん未開封で適切に保存すれば熟成が進んで古酒になる可能性もありますよ。
古酒を目指すなら加熱処理=火入れしてあるお酒を選んで、火落ちを避けるのがおすすめです!!
ちなみにビールは未開封でも賞味期限ありだよ。
そうなの!?