こんにちは!ぽんなびです。
冷酒もいいけど、たまにはあったか〜いお燗もいいですよね。
実は燗酒は温度によって6種類あるんですよ!
今回は以下の内容で「お燗の種類・付け方」をわかりやすく紹介します。
グッとまろやかな飲み口になったりするよね。
ねこ舌だからぬるめが好き!
お燗の代表的な種類
まずはお燗の代表的な種類を見ておきましょう。
お燗とは日本酒を温めて飲む「燗酒」のことですね。
いわゆる常温が20度〜25度くらいを指しています。
それ以上の温かいお酒がお燗とされており、温度帯によって以下のような分類されているんですよ!
- 日向燗・・・30度くらい
- 人肌燗・・・35度くらい
- ぬる燗・・・40度くらい
- 上燗・・・45度くらい
- 熱燗・・・50度くらい
- 飛切燗・・・55度〜60度くらい
なんとなく「熱燗=お燗」みたいなイメージがありませんでしたか?
実は熱燗は数ある燗酒のバリエーションのうちの1つを指す言葉だったんですね〜。
ぬるめの温度のお酒も全てが「ぬる燗」ではなく、もっと細かく種類が定義されています。
ここまで区分されて名前が付いているのはビール・ワインなどには無い日本酒の独自性の1つですよ。
ちなみに冷やは涼冷え・花冷え・雪冷えなどの種類がありますよ!
お燗の基本的なつけ方
種類がわかったところで、お次は作り方・つけ方を見てみましょう。
燗酒とは常温以上にして飲むお酒のことなので、基本的にはただ「日本酒を温める」と考えればokです。
代表的な温め方は以下の3つですよ。
- 火にかける
- 電子レンジ
- 湯煎
火にかけるというのはもちろんお酒を鍋などに入れてという意味ですよ。
いづれの方法にしても、温度の上げ過ぎには注意してください。
そもそもアルコールは沸点が78.3℃なので、80℃くらいで熱してしまうと沸騰・揮発してしまいます。
それを防ぐ意味でも、もっともおすすめなのは湯煎です。
お銚子や徳利に日本酒を注いでおき、それを80℃くらいのお湯に浸けてやればお酒の沸点を超えることはありませんよ!
湯煎だと電子レンジよりムラなく温まりやすいよ。
まとめ
さいごに、今回の「燗酒とは?」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 「お燗=熱燗」ではない
- 種類は日向燗・人肌燗・ぬる燗・上燗・熱燗・飛切燗の6つ
- アルコールを飛ばさないので湯煎がおすすめ!
ちなみに日本酒の中でもお燗に向いている・向いていないものがあります。
もちろん銘柄によって差はありますが、一般的には純米酒・生酛・山廃がお燗に向いていますよ!
吟醸酒などフルーティ系はお燗にはちょっと不向き。