こんにちは!ぽんなびです。
もう何度か生原酒は試してみましたか?これから初めてですか?
ただの生酒や原酒よりもさらに付加価値が高まったお酒ですからね。
おいしさの特徴やおすすめの飲み方をぜひ知っておきましょう!
保存方法なども含め、今回は以下の内容で「日本酒の生原酒」についてわかりやすく紹介しますね。
生でしかも原酒だからね。
いいとこ取り!
日本酒の生原酒とは?読み方・意味・時期について
はじめに、読み方・意味や時期についてハッキリさせましょう。
まず、生原酒の読み方は「なまげんしゅ」です。
生酛造りや生一本のように「きげんしゅ」とは言いませんよ。
意味はずばり以下の2つの製法・性質をどちらも含んでいるお酒のことです!
- 生酒(加熱処理していない)
- 原酒(水で割っていない)
1つは生酒の意味です。
火入れをしていない、つまり加熱して殺菌処理をしていないお酒ですね。
もう1つは原酒です。
原酒とは、お酒作りの仕上げの調整として水を加えるということをしていないお酒ですね。
これら2つの製法・性質を兼ね備えたお酒が生原酒というわけです。
生原酒の時期については、秋限定のお酒のひやおろしのように「この時期しか出回らない」ということはありません。
昔は生のお酒は雑菌が繁殖しにくい冬にしか味わえませんでしたが、冷房・冷蔵設備が整った現在は年間を通じて生産・出荷が可能になっています。
それでも、現在でも夏から秋にかけてよりは冬から春にかけての方が生のお酒は多く出回るというのも事実です。
だから多くの生原酒に出会えるという意味では、おすすめの季節は11月〜3月頃の新酒の時期だと言えますよ。
例えば初しぼりの日本酒には生原酒が多く見られます。
ちなみに英語だとunpasteurized undiluted sake。
生原酒の日本酒のおすすめの飲み方は?
生原酒とは何かがわかったところで、おすすめの飲み方を見てみましょう。
ずばりおすすめは「キリッと冷やして飲む」です。
生原酒を含めて生の日本酒全般に言えることですが、やはり加熱処理をしていないお酒はフレッシュさが最大の魅力です。
冷やしたフルーツと同じく、みずみずしいおいしさをもっとも感じやすいのが冷酒ですよ。
ちなみに原酒だからといって水で割って飲むものというわけでもありませんよ。
焼酎やウイスキーのように水割りしないとアルコールが強すぎるということはないので安心してくださいね。
いくら加水していない原酒とは言えせいぜい15度〜20度くらいですので。
でも暑い夏はロックで楽しむのもすごくおすすめな飲み方ですよ!
お燗もありっちゃあり?
うん、でも上級者向け!
賞味期限はあるの?生原酒の日本酒の保存について
おすすめの飲み方もわかったところで、あとは保存についても見ておきましょう。
まず、生原酒の日本酒に賞味期限はありません。
と言うのも、生原酒に限らずそもそも日本酒には賞味期限がないんですよ!
ラベルに書いてあるのは製造年月です。
保存方法としては基本的には冷蔵庫で保存と思ってください。
加熱処理していない生のお酒は品質低下を起こす微生物が繁殖しやすいですので。
はっきりと要冷蔵と書かれている生原酒は多いですよ。
もし可能であれば冷蔵室よりも温度が低いチルド室やパーシャル室に入れてあげましょう。
未開封で冷蔵保存を前提に、生のお酒は製造年月から半年〜9ヶ月くらいまでに飲んでくださいと書かれている場合が多いです。
賞味期限というわけではないですが、1つの参考にしてください。
でもそのお酒本来のおいしさを感じるためにはなるべく早く飲むに越したことはないですよ!
もちろん開封したらすぐ飲み切ろう。
まとめ
さいごに、今回の「日本酒の生原酒」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 読み方は「なまげんしゅ」
- 加熱処理も加水調整もしていないお酒
- 生のお酒なので冷蔵保存が基本!
お酒の種類としては純米酒でも吟醸酒でも普通酒でも生原酒は存在しますよ。
気になるの生原酒を見かけたら、まずはぜひキリッと冷やして味わってみてください!
さらに無濾過の特性も加わると?
無濾過生原酒!