スパークリング日本酒のおいしさの特徴・種類・注意点まとめ

4本のスパークリング日本酒

こんにちは!ぽんなびです。

気になるのは甘い・辛いアルコール度数ですか?

それとも飲み方保存方法ですか?

3つの製法を含め、今回は「スパークリング日本酒」について具体的に紹介します。

気になるところから読んでみてくださいね!

サッシ
サッシ

純米なのが好き。

ふくみ
ふくみ

大吟醸タイプもある!

スパークリング日本酒とは?3つの種類について

はじめに、意味・種類をハッキリさせましょう。

スパークリング日本酒とは、その名前の通り「炭酸入りの日本酒」のことです。

スパークリングワインの清酒版という感じですね。

主に以下の3種類の製法で発泡したお酒に作られていますよ。

スパークリング日本酒の主な作り方
  • A.お米が発酵してお酒になる過程での自然な発泡
  • B.いったんできたお酒を瓶に入れてまた発酵させて発泡
  • C.後から炭酸ガスを注入
スパークリング日本酒たち
スパークリング日本酒たち

1つ目は、お米が発酵してお酒になるときに炭酸ガスが生じるので、それをそのまま瓶詰めしたタイプです。

「活性にごり」のお酒などが代表的ですよ。

2つ目は、醪の状態のお酒を瓶に入れて、必要とあらばそこに酵母や糖を入れつつ二次発酵させるタイプです。

この製法はシャンパンなどの伝統的なスパークリングワインにも見られます。

そして3つ目は後から炭酸ガスを添加物として注入するタイプですね。

このタイプは原材料のところに「/炭酸ガス」のように書かれていることが多いですよ。

サッシ
サッシ

英語だとsparkling sake。

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スパークリング日本酒のおいしさの特徴

意味・種類がわかったところで、おいしさの特徴を見てみましょう。

以下の順番で、甘い・辛いやアルコール度数・精米歩合などについて紹介していきますね!

甘口・辛口はどっちが多い?

まず、甘い・辛いから見ていきましょう。

甘口・辛口はどっちが多いのかという傾向は・・・あります。

ずばりスパークリング日本酒は甘口が多いですよ!

甘口の表現
甘口の表現

そこはスパークリングワインと同じですね。

瓶のラベルにも「やさしい甘み」や「すっきりとした甘さ」のようによく書かれていますよ。

微発砲・微炭酸でフルーティな甘さだとジュース感覚でぐいぐい飲めちゃうので・・・危険です(笑)

ふくみ
ふくみ

あくまでもスパークリング日本酒はお酒!

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アルコール度数は低め?高め?


お次はアルコール分についてです。

アルコール度数は低め・高めどちらが多いのでしょうか?

それについては答えは・・・ずばり低めです!

アルコール度数の例
アルコール度数の例

中には10度前後のものもありますが、だいたい5度〜7度くらいが多いです。

発泡性ではないふつうの日本酒の平均が15度くらいですからね。

それを踏まえると、スパークリング日本酒は日本酒の中では低アルコールが多いと言えますよ。

サッシ
サッシ

ちょっと強めのビールくらい。

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精米歩合はどれくらい?純米なの?

あとは精米歩合や純米についても見ておきましょう。

まず、精米歩合は「スパークリングならこれくらい」というのはないです。

製品によってまったくバラバラですよ。

精米歩合70%

そして、純米かどうかも決まってはいません。

お米・米麹だけを使った純米タイプもあれば、醸造アルコールが添加されているタイプもあります。

原材料のところを見ればわかるので、チェックしてみてくださいね。

スパークリング日本酒の原材料(2本)
左:純米タイプ,右:アル添タイプ

普通酒特定名称酒の区別で言うと、どちらもあるということです。

中には純米大吟醸のスパークリング日本酒もありますからね。

超有名どころで言えば獺祭のスパークリングがそうですよ!

ふくみ
ふくみ

お味はフルーティ系が多いから好き。

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スパークリング日本酒のおすすめの飲み方は?

おいしさの特徴がわかったところで、おすすめの飲み方を見てみましょう。

スパークリング日本酒はずばり冷やして飲むのがおすすめです。

多くの製品で「冷やしてお楽しみください」のように書いてあるんですよ。

冷やして飲んでねの例
冷やして飲んでねの例

お酒はもちろん、コーラやサイダーなど炭酸飲料はどれもそうですものね。

爽快感が大事なので、ぜひキリッと冷やしていただきましょう。

もちろん好みは人それぞれですが、お燗して飲むのが好きという人は・・・だいぶレアですね。

ちなみにお料理のペアリングは魚介類や柑橘系と合いやすいですよ。

サッシ
サッシ

器も透明なものが合うよね。

ふくみ
ふくみ

シャンパングラスも素敵!

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スパークリング日本酒の賞味期限・保存について

おすすめの飲み方もわかったところで、あとは賞味期限・保存についてです。

以下の順番で、開封前の賞味期限や保存の仕方を紹介していきますね。

開封前の賞味期限はどれくらい?


では、賞味期限を見てみましょう。

まず、そもそも分類が清酒である限りは賞味期限の表示義務はありません。

だから製造年月しか記載はありませんが未開封の状態で10ヶ月くらいと推奨されることが多いですよ。

10ヶ月くらいの例
10ヶ月くらいの例

もちろんそれは開封前のお話です。

開封後は早めに飲み切るというのはほぼ全てのスパークリング日本酒に共通で書かれていますよ。

そもそも炭酸入りですので、開けたらすぐ飲まないとせっかくのシュワシュワ感が台無しですので!

ちなみに開封して放置してもカビる腐ることは基本的にないはずですが、酸化などで確実に味は落ちますよ。

サッシ
サッシ

爽快感を大事に!

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保存方法はどうするのがいい?

賞味期限がわかったところで、あとは保存方法を見ておきましょう。

まず、開封前は冷やして保存が鉄則です。

多くの日本酒と同じく直射日光を避けて冷暗所に保存が望ましいですよ。

ハッキリと「要冷蔵」と書かれているスパークリング日本酒も少なくないです。

要冷蔵

あと、炭酸入りなので冷凍しない高温に放置しない衝撃を与えないという点も注意しましょう。

炭酸ガスが膨張して瓶が破裂する恐れがありますので!

活性にごり系や瓶内二次発酵方式など、まだ酵母が生きていて発酵が止まっていないものは内部の圧力が高まっているので特に注意してくださいね。

開封後は、ちょっといったん置いておきたい場合も冷蔵庫に入れることが推奨されています。

もちろん基本的には封を開けたらすぐ飲み切るのがもっとも美味しいですよ。

ふくみ
ふくみ

みんなで乾杯して飲み切っちゃおう。

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まとめ

さいごに、今回の「スパークリング日本酒」のポイントをまとめて並べておきますね。

  • 発酵で発泡したタイプも後からガス注入もある
  • 甘め・アルコール度数低めが多い
  • 冷蔵保存して、キリッと冷やして飲もう!

純米大吟醸のスパークリングなんて特に貴重ですよね〜。

たまにはビールの代わりに最初の1杯に楽しむのもイイですよ!

サッシ
サッシ

シャンパンと飲み比べたいな。

ふくみ
ふくみ

贅沢!

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