こんにちは!ぽんなびです。
YK35のお酒は飲んだことありますか?まだ聞いただけですか?
特定の銘柄を指すわけではなく、いわばおいしいお酒のレシピの1つなんですよ!
今回は以下の内容で「日本酒のYK35」についてわかりやすく紹介します。
どんな傾向のお酒なのか、ぜひ特徴を知っておきましょう!
Yはお米の名前だよ。
Kは微生物!
日本酒のYK35とは?何かの略なの?
さっそく意味をハッキリさせましょう。
日本酒の「YK35」とは何かの略なのかと言うと・・・その通りです。
ずばり以下のYとKと35のことなんですよ!
- Y・・・山田錦
- K・・・熊本酵母
- 35・・・精米歩合
Yはお米の種類の1つである「山田錦」、Kは酵母の種類の1つである「熊本酵母」の頭文字です。
それぞれYamadaのYとKumamotoのKですね。
かつて新酒の鑑評会で山田錦を使って熊本酵母で仕込んで35%まで精米歩合を高めたお酒の金賞受賞が続いた時期がありました。
そこから「勝利の方程式」のような意味合いでYK35という言葉が生まれたというわけなんですよ!
このレシピなら入賞できる的な!
YK35なら必ず特定名称酒?おいしさの特徴は?
意味がわかったところで、おいしさの特徴に触れてみましょう。
そもそもYK35なら必ず特定名称酒なのでしょうか?
使用原料などの要件もあるのでYK35なら絶対に特定名称酒とは言い切れません。
でも35%という高い精米歩合なので、以下のどちらからの特定名称酒である場合が多いですよ。
- 大吟醸酒
- 純米大吟醸酒
華やかな吟醸香が楽しめるフルーティなお酒であることが期待できます。
大吟醸酒・純米大吟醸酒の精米歩合の要件は「50%以下」なので、35%というのは日本酒の中でもかなり精米歩合が高い方なんですよ!
お燗して楽しむよりキリッと冷やして味わうのに適している傾向にあると言えますよ。
YK35が商品名に入っている銘柄もあるよ。
まとめ
さいごに、今回の「日本酒のYK35とは?」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 山田錦・熊本酵母・精米歩合35%の略
- かつて受賞しやすいと言われたレシピ?のこと
- 特定名称酒であれば大吟醸酒か純米大吟醸酒!
ちなみに山田錦も熊本酵母も日本酒づくりではよく使われています。
たとえYK35ではなくても、山田錦を使用して熊本酵母で醸したお酒はたくさんありますよ!
山田錦はいわゆる酒造好適米。
熊本酵母は別名「9号酵母」とも!!